台湾月報

年月日	2015/02/06
分類	両岸関係
記事	張志軍・中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)主任の金門訪問予定関連
掲載紙、掲載面	聯2、時15、自10
備考	（１）呉美紅・大陸委員会報道官は5日、中国による台湾海峡中間線付近への航路新設についての共通認識を達成できなかったとして、7日に金門で行われる予定の第3回「王張会談」を延期すると発表した。 （２）一方、中国国務院台湾事務弁公室は延期理由について、両岸が全力で復興航空の旅客機墜落事故対応に当たるためであると説明した。 （３）政府与党ハイレベルは、馬英九総統は大陸委員会による第3回「王張会談」の延期決定を支持していると指摘。 （４）中国学者らは、復興航空の旅客機事故を受け、張主任による第3回「王張会談」の延期は合理的なアレンジであり、中国の台湾海峡上空での航路新設とは係わりがないとの見方を示した。 （５）野党立法委員らは、第3回「王張会談」の延期について、中国による一方的な台湾海峡上空で航路の新設がなされたタイミングであり、そもそも王郁琦・大陸委員会主任委員は張主任と会談すべきではないと指摘。