台湾月報

年月日	2014/10/29
分類	両岸関係
記事	中国共産党は28日、第18期党中央委員会第4回総会（四中全会）の「法治の全面的な推進」を約束するコミュニケを発表した。
掲載紙、掲載面	聯12、時13、自7
備考	（１）同コミュニケでは、法治の下で「一国二制度」を実践・推進して祖国統一するよう目指し、香港・マカオについては、「一国二制度」、「香港人による香港の自治」、「マカオ人によるマカオの自治」を全面的に実現する方針で、外国による香港・マカオ事務への干渉を防止すると強調。 （２）また、台湾については、法治により両岸関係の平和的な発展を固めて深化すると強調した上で、台湾にかかる法律を完備し、法律により両岸人民関係を保障、両岸間の交流・協力を推進するほか、法律手段で「1つの中国」原則を守り、「台湾独立」に反対し、祖国の平和統一を促進するよう促すと決定。 （３）一方、台湾の大陸委員会は、中国が一方的に法律で両岸の未来を決定することについて、両岸の現実を正視しておらず、台湾人民の選択も尊重していないと反発。