台湾月報

年月日	2014/08/27
分類	両岸関係
記事	張顕耀・前大陸委員会特任副主任委員が機密漏えい疑惑で事実上更迭された問題の調査関連
掲載紙、掲載面	聯10、時2、自2
備考	（１）総統府報道官は26日、記者会見を開き、張氏が、「金溥聡・国家安全会議秘書長の指示により、辞任に追い込まれた」と示唆したことについて、それは事実ではなく、王郁琦・同委員会主任委員の決定により張氏に辞任を求め、総統も王主任委員の決定を支持していると説明。 （２）総統府は、次回の立法院開会（当所注：9/12開会の見込み）の前に、馬英九政権が王主任委員を辞任させるという報道を否定した。 （３）消息筋～台北地方検察署は近日、張氏を再び呼び、事情を聴取する予定があり、張氏が外患罪を犯した疑いは未だ排除されていない。 （４）台湾団結連盟の立法委員団は26日、張氏の機密漏洩疑惑事件を究明するまで、両岸サービス貿易取決め(サ貿取決め)の審議を拒否すると表明。それに対し、、費鴻泰・国民党立法委員団書記長は、野党はサ貿取決めの審議をボイコットする理由ばかりを探さないようにと呼びかけ。 （５）海峡交流基金会と海峡両岸関係協会ハイレベルによる本件に関する発言。