台湾月報

年月日	2014/06/05
分類	両岸関係
記事	六四天安門事件25周年関連
掲載紙、掲載面	聯1，12、時15、自1，2，4
備考	（１）香港で4日夜、同事件から25年の追悼集会が開催され、18万人以上の参加者が、犠牲者の冥福を祈った。 （２）台北では台湾学生中国民主化促進工作会、華人民主書院などの民家団体が4日夜、中正記念堂の自由広場で同事件にかかる記念活動を実施し、台湾政府に対し、中国政府との両岸交流は全て、人権を前提として行うよう呼びかけた。 （３）馬英九総統は4日、同事件の再評価と反体制派への寛容な対応が、両岸人民の心の距離を縮めるのに最も効果的な方法であるとの談話を発表し、同日の国民党中央常務委員会でも同様の主張を述べた。 （４）また、盲目の中国人人権活動家・陳光誠は3日、米シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ研究所（AEI）」の主催する天安門事件関連のシンポジウムで演説し、20年後の中国の最も理想的な状態は、現在の台湾であると指摘。 （５）呉ショウショウ・民進党秘書長は、中国政府に対し、同事件の正視、いわれなく拘束されている人々の釈放、人権に対する侵犯の停止、近代文明の人民に対する対応の受け入れなどを呼びかけた。