台湾月報

年月日	2014/03/20
分類	両岸関係
記事	両岸サービス貿易取決めの立法院審議関連
掲載紙、掲載面	聯1～6、時1～4、自1～7
備考	同取決めに反対する学生を中心としたデモ活動の関係者らは19日、立法院本会議場の占拠しを継続し、立法院本会議が予定される21日まで続ける方針。 デモ活動を実施した学生は、馬英九総統の謝罪、王金平・立法院長との対話や江宜樺・行政院長の辞任などを要求した。 王金平・立法院長は19日、学生らによる立法院占拠について、不適切な行為であるとして、深い遺憾の意を表明したうえで、与野党に対し同取決めについて適切な解決案を提出するよう求めた。 総統府は、右について、国会の自治権を尊重し、王金平・立法院長による適切な対処を支持する旨表明。 民進党は、デモ活動を実施した学生らに声援を送ると共に、同党党員、党役職者や支持者を動員し、次の本会議開催日となる21日に「全民による立法院包囲」を実施する方針。 馬暁光・中国国務院台湾事務弁公室スポークスマンは、両岸間の経済協力は台湾民衆に質実的な利益をもたらすと再び表明。 馬英九総統は19日、国民党中央常務委員会で、国民党立法委員らが同取決めに対し情理に適った、また合法的な立場を堅持したことを肯定すると共に、立法院今会期で同取決めを可決するよう強く求めた。 米CNN、英BBCや日本テレビ朝日などの国際メディアによる同件報道。