台湾月報

年月日	2013/06/05
分類	両岸関係
記事	「天安門事件」24周年記念イベントの開催関連
掲載紙、掲載面	連2、時11、自3
備考	（１）馬英九総統は、同事件は両岸の指導者に対し、「深く反省して教訓を銘記するよう促すもの」と述べ、人権問題は一国の内政問題ではないとしつつ、中国の指導層に、「市民的及び政治的権利に関する国際規約」を批准すべきと呼びかけ。 （２）大陸委員会も、同事件を改めて反省することは中国における改革の深化の重要指標であるため、中国は更に積極的な態度で同事件を扱うべきとのプレースリリースを発表した。 （３）民進党は4日、「『天安門事件』24周年：中国人権観察」と題する座談会を開催した。蘇貞昌・党主席及び中国人権活動家の王丹は、馬総統の発言を批判した。又、蘇主席は、中国政府は自らの人民を尊重した上で、台湾の人民を尊重すべきと発言。 （４）蔡英文・当党前主席はプレスリリースを発表し、中国が民主化を早めに推進すれば代償は低くなる旨表明。 （５）「台湾人学生による中国民主化促進工作会」及び「中国の人権を思いやる台湾の連盟」等の台湾民間団体は4日夜、台北市内の自由広場で記念イベントを開催した。中国、香港、マカオの学生も共に同イベントに参加した。