台湾月報

年月日	2012/11/28
分類	両岸関係
記事	中国が発行した最新版パスポートの裏表紙の地図に南シナ海及び台湾の名所が表示されている報道関連。
掲載紙、掲載面	連13、自8
備考	(1)ヌーランド（Victoria Nuland）・米国務院スポークスマンは26日、今後米国側が中国の新版パスポートに押印しても、中国の「主権承認」の意思を表すわけではなく、当該パスポートの地図は米国の査証免除の付与とは無関係と発言。米国誌『タイム』は中国の挙動に対し、「周辺国家との紛争が解決できない」と批判。 (2)蔡煌瑯（民進党立法委員）は、馬英九政府の本事件に対する処置態度は、釣魚台（ママ）の主権を主張したように、国際社会にアピールすべきと指摘。陳学聖（国民党立法委員）も、台湾は国際メディア向けの宣伝を強化すべきと主張。 (3)劉貞曄（中国政法大学グローバル化及びグローバルイシュー研究所副所長）は、「新しい情勢下におけるアジア太平洋の構造と両岸関係」シンポジウムで、パスポートの問題が台湾のみで大騒ぎになったのは、台湾内政事情によるものであり、両岸議題に関する不一致のレベルには達していないと反論。