台湾月報

年月日	2012/09/21
分類	両岸関係
記事	王郁琦・次期大陸委員会主任委員や林中森・次期海基会董事長の転任予定関連。
掲載紙、掲載面	時2、連2、自2
備考	(1)呉釗燮・民進党政策会執行長、中国側の両岸事務担当者に比べ、王郁琦・次期主任委員が経験不足であるとして、今後の両岸政策に不安を隠せないとコメント。 (2)劉徳勲・大陸委員会副主任委員は、王諮詢委員の経歴に対する懸念について、主任委員の異動は日常業務の差し支えにならないと説明し、その他の副主任委員2名とともに、慣例に従い今回の異動に伴い辞任すると示した。 (3)唐樹備・前中国国務院台湾事務弁公室常務副主任は20日、北京で、台湾側の両岸事務担当部署トップの人事異動について、両岸海基・海協両会の交渉機能や、協議の進捗に影響しないとコメント。 (4)政府与党関係筋：本件人事異動を中国側に通知しており、林次期董事長の人事が意外だと思われた。 (5)パール・元AIT代表は、王郁琦・次期大陸委員会主任委員の転任について、両岸協議の経験を欠いているが、王毅・中国国務院台湾事務弁公室主任も半年後に離任を予定しており、後任に若手の起用も見込まれているとして、両岸関係に新展開をもたらすとコメント。 (6)中国側有識者：中国当局が本件人事を、馬英九総統が両岸関係を冷えさせると解釈しかねないと指摘。