台湾月報

年月日	2015/07/09
分類	一般経済
記事	台湾の株式市場
掲載紙、掲載面	工A1、経A1，A2
備考	（１）台湾の株式市場は中国の株価の下落に歯止めがかからない影響を受け、株価指数が9，000ポイントを割り込んだことから金融監督管理委員会は中国の株式市場への投資額の調査を行った。曾銘宗・金融監督管理委員会主任委員は8日、金融業による中国の株式市場への投資額は約833億台湾ドルのみでしかも本年は既に253億台湾ドルの利益を獲得しており、また、証券会社による複委託投資額は21億台湾ドル、国内・海外ファンドによる投資額は1，131億台湾ドルと、中国の株式市場への投資額の合計が約2，000億台湾ドルであるため、衝撃が限られていると語った。 （２）輸出状況の悪化に歯止めがかからないことから鄧経済部長は7日、輸出促進活動、プラント輸出の強化、銀行の融資支援を含む短期目標と新興産業の育成を図る中長期目標を示した。また改めて「投資に繋がる輸出」をスタートさせることによりインド、インドネシアへの進出を目指していく。