台湾月報

年月日	2011/12/22
分類	一般経済
記事	経済景気対策チーム
掲載紙、掲載面	経A1、経A2
備考	(1)行政院の陳冲副院長は21日、経済景気対策チーム会議を招集し、投資の促進、輸出の増加、及び雇用の増加などの戦略について、各省庁での執行状況を聴取した。今回は新たな景気対策措置として、1.3兆台湾元の生命保険業の資金を積極的に導入し、国家重大公共建設を投資すること、2012年の中小企業への2，000億台湾元以上の融資追加及び中国大陸の銀行による台湾の政府持株銀行への株式投資の解禁が盛り込まれた。また、陳副院長は経済部に全力で中小企業への協力を求め、来週の28日に中小企業の協力方案を提出するよう指示した。 (2)行政院経済景気対策チームは21日、来年、20件の指標性のある民間企業の公共建設参入案件を打ち出し、3，000億台湾元以上のビジネスチャンスを生み出すことを決定した。また、中央と地方政府、政府出資事業と民間企業の土地開発提携を行うことを決定し、324億台湾元の投資が増えると予測されている。