台湾月報

年月日	2008/09/18
分類	一般経済
記事	金融
掲載紙、掲載面	経A4，A1、工A6，A4
備考	(1)リーマン・ブラザーズを債権等の引き受け先にしていた投資家の権益を維持するため、行政院金融監督管理委員会は17日に金融機関を召集し、銀行が販売した連動債の情報が不透明であったために投資家に誤解を生じさせた場合には、銀行側が責任の一部を取らなければならない旨を決議した。 (2)アメリカ最大手の保険グループAIGの財務危機をめぐってアメリカ政府が急遽対応を協議したが、市場には信用不安の影響が残っており、アジア各地のAIG子会社は保険契約の解除を求められている。 国際金融市場の混乱で行政院国家安全基金は17日に臨時委員会議を開き、アメリカの株価が大幅な値上がりで取引を終えたことに加え中央銀行も預金金利を引下げたため、関係者らは政策目標を暫く据え置くと共に引き続き密接に観察していく旨を決議した。