台湾月報

年月日	2013/04/27
分類	両岸関係
記事	両岸会談
掲載紙、掲載面	経A9、工A7，A4
備考	（１）中国海峡両岸関係協会は26日、北京で理事会を開き、陳雲林・同協会会長の後任に陳徳銘・前中国商務部部長が同協会会長に選任され、陳雲林氏は同協会顧問に就任することを決議した。新任の陳徳銘会長は就任後まず、今年の上半期に林中森・台湾海峡交流基金会会長と「林陳会談」を開き、サービス貿易協議の調印について協議を展開させるほか、双方の出先機関の相互設置を実現させることに努力すると述べた。 （２）両岸サービス貿易協議はすでに交渉を終え、今年上半期に調印される見込み。協議内容によると、中国側は台湾に、その世界貿易機関（WTO）への承諾事項より優れる65項目の市場開放を承諾する一方、台湾側は中国に55項目の開放承諾を付与することになる。開放項目として、中国の対台開放項目は電子商務、文化創意、陸海空運輸、金融、医療、電信及び旅行社で、台湾の対中開放項目は金融、医療及び旅行社に集中する見込み。