台湾月報

年月日	2010/08/18
分類	両岸関係
記事	両岸経済協力枠組協議(ECFA)。
掲載紙、掲載面	経A2、工A2
備考	(1)ECFA(両岸経済協力枠組み協定)が17日に可決された。また、遅くとも来年の3月までには、一部の石油化学、工作機械等8，000余りの品目の関税引き下げについて両岸でさらに交渉が行われる予定。このほか当該協定に係る法規も18日に開かれる臨時国会で討議される予定。政府関係者いわく、ECFAが国会で可決された後、総統の公布を経て、さらに両岸が発効に係る通知をし、早くければ9月または10月に発効する。 (2)ECFA(両岸経済協力枠組み協定)のほか、海峡両岸知的財産権保護協力協定、専利法(特許法、実用新案法、意匠法に相当)改正案等が17日に臨時国会で可決された。続いて、実行関税表も18日に改正され、ともに総統の公布及び両岸の正式文書交換を経て発効し、9月には次長クラスからなる兩岸經濟合作委員会を成立する予定。政府側は、ECFAの施行により、国内成長率(GDP)を＋1.72%引き上げる見込みと話している。