台湾月報

年月日	2010/05/29
分類	両岸関係
記事	両岸直航便がもたらす経済効果。
掲載紙、掲載面	工A6、A4
備考	(1)葉匡時・交通部政務次長は28日、両岸直航便の実現で本年4月の自由貿易港の貿易総額は250億台湾元に達したほか、高速鉄道(台湾新幹線)の利用乗客数は延べ309万人並びに中国人観光客数は延べ18万人で、共に月ベースで過去最高を更新したと述べた。このほか、国際空港の利用者数が述べ950万人、貨物の積卸量が59万トン、そして両岸直航海運のコンテナ積載量が57万TEUに上る等、他の交通事業も著しい成長を遂げた。 (2)国際貿易局が28日に発表した両岸貿易統計によると、今年1－4月の台湾製品の中国における市場シェア率は過去最低の7.5%にまで下がり、ほぼアメリカに並ばれた状況にある。このため、中国での優位性を維持するためにも、速やかに中国とECFA締結すべきだと国際貿易局は呼びかけている。