台湾月報

年月日	2018/05/20
分類	聯合報
記事	陳明通・大陸委員会主任委員が18日、メディアとの茶話会で「92年コンセンサス」につき説明した。
掲載紙、掲載面	聯10、時４自6
備考	（１）陳主任委員は、政府は中国に対し善意を表し続けていくが、限度なしに譲歩することなく、国家の安全保障が脅威にさらされる場合は直ちに対抗策を立てる旨強調。また、「92年コンセンサス」については、当初の提起者である蘇起・元国家安全会議秘書長すら言及をためらうほどで、台湾で争いのあると思われる同名詞を両岸関係の基礎にするのは適切ではないとして、両岸は顔を合わせて実務的に対話するよう中国当局に呼び掛けた。 （２）陳主任委員の発言に対し、「92年コンセンサス」を初めて名づけて提起した蘇起・元国家安全会議秘書長は、「92年コンセンサス」は確実に存在しており、国民党と中国政府が合意した政治基礎であると反発した上、民進党政権はこの両岸間の架け橋を破壊する権力を持っているが、その代わりに新しい架け橋を構築するべき旨強調。