台湾月報

年月日	2018/05/25
分類	外交
記事	ブルキナファソは24日、台湾に断交を通告した。これを受け、政府は同日付で両国の外交関係の終了を発表した。
掲載紙、掲載面	聯1,3、時1,3、自1,2
備考	（１）これを受け、台湾の国交国が18ヶ国となり、アフリカでの国交国がスワジランドのみとなった。一方、これは2016年民進党政権になってから断交した4ヶ国目となった。 （２）政府ハイレベルによれば、中国による最低5億米ドルの誘惑がブルキナファソとの断交を導いたとのこと。 （３）蔡総統は国際記者会見で、「中国の台湾外交に対する一連の圧迫行為は中国の不安と自信に欠けることを露呈した」、「中国のわが国の主権を抹殺しようとするこれらの横暴な行為が台湾社会のボトムラインに挑戦しており、我々はこれ以上耐えて譲ることなく、一層固い決心で世界に向けて歩み続ける」などを述べた。 （４）呉ショウショウ・外交部長は蔡総統に辞任する意向を表明したが、総統府報道官は辞任の問題はないとコメント。 （５）政府ハイレベルは、WHAで台湾のWHA参加支持を表明した状況から見れば、残る18ヶ国の国交国との関係は安全と言える範囲内である旨表明。