台湾月報

年月日	2013/03/07
分類	安全保障・軍事
記事	北朝鮮が2月に実施した地下核実験に対する国連安保理の5日の新制裁決議草案に関し、米中は初歩的なコンセンサスを達成。北朝鮮人民軍最高司令部スポークスマンは5日、3つの重大措置を実施する構えを見せた。
掲載紙、掲載面	時16、連14、自6
備考	（１）ライス・米国駐国連大使は本制裁決議草案に対し、対北朝鮮外交関係者の不法活動、北朝鮮の金融関係及び大量の違法現金輸送に重点に置くと明かした。又、本制裁案は「贅沢品」を明確に定義する。 （２）韓国連合参謀本部作戦部部長は6日、「対北警告声明」を発表し、北朝鮮の挑発行為等に反論し、軍事的挑発を起こした指導層への攻撃を行う旨表明。 （３）北朝鮮軍事学校学生は6日、軍事演習を実施。韓国朝鮮日報は、近日北方限界線(NLL)付近の海域で、北朝鮮の半潜水艇を発見し、北朝鮮軍側も海岸砲の砲門を開いたと報道。日本共同社は韓国政府関係者の消息を引用し、最近、北朝鮮軍は黄海及び東シナ海で潜水艦の機動訓練を行ったと報道。 （４）北朝鮮の代表として、朝鮮戦争の休止協議を破棄すると威嚇した金永哲(ママ)・北朝鮮人民軍偵察総局長の紹介。 （５）台湾軍事関係者は、目下の北朝鮮は、1950年朝鮮戦争のような環境ではないため、戦争を起す能力を持っていないと分析。