台湾月報

年月日	2013/01/21
分類	安全保障・軍事
記事	尖閣諸島問題関連
掲載紙、掲載面	<tab>時1，13
備考	<tab>（１）小野寺五典・防衛大臣は20日の政論番組で、中国戦闘機が警告を無視して領空侵犯する場合に対する「警告射撃」や「曳光弾」の使用について言及した覚えはない旨強調。又、防衛省の記者会見記録に基づけば、小野寺大臣は確かに言及していない。 <tab>（２）許其亮・中央軍事委員会副主席は先日、洛陽、青島の軍隊、解放軍外国語学院、済南軍区及び北海艦隊等の部隊を視察。又、解放軍関係者は、国際社会に対する「軍事宣伝」等の世論戦争は、解放軍の重点政策であると指摘。 <tab>（３）「解放軍報」の第一面は、清朝「八旗鉄騎」（清代に支配階層である満洲人が所属した社会組織・軍事組織のこと）に関する歴史を掲載し、解放軍に「戦争準備」の重要性を重視することを要求。中国時報コラムは、解放軍側は最近、世論面で大いに鼓舞しており、日中の新任指導層の相互不信任も加わり、尖閣諸島をめぐる紛争は一層深刻化したと論評。