台湾月報

年月日	2011/03/05
分類	安全保障・軍事
記事	李肇星・中国全国人民代表大会報道官は、4日の記者会見で、5日に開幕する全人代に提案される2011年度の国防費が、前年度実績比12.7％増の6011億元（約7兆5千億円）に上ることを明らかにした。
掲載紙、掲載面	時22、連26、自14
備考	(1)李報道官、増加の理由として、装備増強や軍事訓練、人材育成、軍人の待遇改善などを挙げると共に、中国の限られた軍事力は国家独立と主権、領土の維持のためであるため、いかなる国に対しても脅威とならないと改めて主張した。 (2)枝野幸男官房長官は3日の記者会見で、中国の軍事力近代化と活動拡大は懸念事項であると述べ、動向を注視していく姿勢を強調した。 (3)国防部、中国国防費増加につき、台湾は、台湾海峡の平和を維持して戦争を予防し、中国との軍備競争をせずに国防予算を活用する方針を表明。