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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2013/09/07
分類 内政
記事 最高検特捜チームは6日、記者会見を開き、曾勇夫・法務部長と陳守煌・高検検事長が柯建銘・民進党立法委員の司法事案に不当な働きをかけたとして、曾部長と陳検事長をそれぞれ、監察院と検察官評議委員会に書類送致した旨発表。
掲載紙、掲載面 連1~4,6、時1~4、自1,2,4,16
備考 (1)曾部長は6日昼、記者会見を開き、柯委員の司法事案に不当に介入しなかった、監察院による調査で自身の潔白を証明してほしいと述べた。また、辞任するかとの質問に対し、曾部長はしなかったことのために辞任する必要はないとして、自身が陥れられたと示唆した。しかし、その後、本件について江宜樺・行政院長に報告をしてから、曾部長は夜、2回目の記者会見を開き、上司や法務システムに迷惑をかけるのを避けたいとの理由から辞任すると突如に発表し、今後は一介の市民として自身の潔白を守ると強調。 (2)特捜チームは、柯委員の別件の司法事案を捜査した際に行った通信傍受で、柯委員が本件につき自身の無罪判決が確定されるように、王金平・立法院長に対し、曾部長と陳検事長に担当検察官に働きかけるように依頼した通話内容と、それを受けた王院長が曾部長と陳検事長との談話内容などを把握し、本件の発覚につながった旨説明。 (3)黄世銘・検事総長は6日、本件は司法をひどく傷つけ、胸が痛む事件だと声明を発表した。また、6日夜は最高検のプレスリリースを通じ、本件は高裁裁判官の汚職捜査をした際に意外に発覚したもので、個人の恩怨とは無関係である旨強調。 (4)与野党立法委員は、特捜チームが立法院長と立法委員に対する通信傍受を行うことは違法且つ職権濫用だと批判するとともに、曾部長と黄検事総長の不和説が絶えないことを挙げ、本件を赤裸々の政治闘争だと位置づけた。 <tab>(5)国民党は、引き続き本件を注視し、全ての疑問点をクリアしてから、然るべき措置を取る旨表明。ちなみに、王院長は6日朝、家族旅行でマレーシアに出発した。 (6)法曹界から、犯罪捜査が職責である特捜チームには、上司である曾部長の犯罪証拠が見つからないにもかかわらず、曾部長を行政調査に移送する権利はあるのかと疑問視する声が上がった。 (7)匿名の総統府幕僚は、馬英九総統が既に一週間前に黄検事総長から本件に関する報告を受けていた旨明かした。 (8)王院長と柯委員は2人とも立法院の議事運営などにおける役割が重要で、誰かが取って代わることは困難であることから、本件が立法院新会期で処理する予定の第四原発をめぐる公民投票案と両岸サービス貿易取決めの審議にも新たな変数をもたらすことになると連合報記者が分析。 (9)陳検事長、柯委員及び担当検察官ら当事者の反応。
エディタV2