台湾月報

年月日	2012/01/11
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時5～7、連1，3～6、自1～8
備考	(1)「大連立政権」との蔡英文・民進党総統候補による主張をめぐる与野党の論戦が続く。 (2)馬英九総統は10日、新北市と新竹県・市で支持を呼びかけた。馬総統は有権者数が最も多い新北市での選挙情勢に対し、かなり自信があると楽観的な見方を示した。馬総統は客家人口が集中する新竹県・市で、経験のある人に引き続き舵を任せようと呼びかけ。 (3)蔡英文・民進党総統候補は蘇嘉全・副総統候補とともに、彰化と台中で選挙街宣活動を、嘉義で選挙集会を行った。蔡英文候補は、今回の選挙の行方が台湾中部、特に台中県・市にかかっているとして、支持者に支持を呼びかけ。 (4)台湾唯一のノーベル賞受賞者である李遠哲・前中央研究院長をはじめ、87名の科学者が署名した蔡英文・民進党総統候補支持を呼びかける広告が掲載されたに続き、李登輝元総統による蔡英文候補支持を呼びかける公開書簡が本日の各紙に掲載された。 (5)投票日の天気が悪いとの気象局による予報を受け、天気が悪いと投票率が低いと今までの経験から、与野党候補はそれぞれ、天気はどうであれ、必ず投票しに行くことを懸命に支持者に呼びかけ。 (6)民進党ハイレベルは、新北市と台中市が蔡英文・総統候補が勝利を得られるか否かの鍵を握っていると予想。 (7)総統夫人は宜蘭、桃園及び新北市を回り、馬英九総統支持を呼びかけ。 (8)中央選挙委員会は10日、今回の選挙の有権者数が1，808万6，455人だと公告。