台湾月報

年月日	2011/12/10
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時1，3～5、連1，2，4、自1，2，4，9，12
備考	(1)中央選挙委員会は9日、与野党候補の番号を決める抽選会を実施した結果、民進党候補が1番、国民党候補が2番、親民党候補が3番に決定した。 (2)民進党は本日、各県市で子豚貯金箱を回収するイベントを同時に実施する予定。又、今夜に複数の独立派民間団体による共同主催で全国七箇所で蔡英文・蘇嘉全コンビ支持のライト・アップを行う予定。 (3)民進党陣営の子豚貯金箱イベントに対抗するため、馬英九総統は今週末、北部に戻り、2日間で民進党支持層が多い地域を回るなど15の選挙活動を行うというハードなスケジュールをこなす予定。 (4)宋楚瑜・親民党候補は台東で、中国人記者団によるインタビューを受けた。宋楚瑜候補は親民党が「92コンセンサス」を支持するものの、それを証明する文書があると堅持する国民党と異なり、証明文書の有無が重点ではなく、両岸による暗黙の了解こそが重要だと指摘するとともに、自分が当選したら、就任する前に総統当選者として、野党党首を誘い、一緒に中国を訪問して善意を伝える意向がある旨表明。 (5)国民党立法委員候補ではなく、無所属立法委員候補支持を表明した台中の地方派閥である黒派長老の陳庚金氏は9日、馬英九総統支持を表明。 (6)台湾シンクタンクによる支持率調査～馬英九・国民党候補が35.4%、蔡英文・民進党候補が35.9%、宋楚瑜・親民党候補が10.8%。 (7)与野党副総統候補によるテレビ討論会を本日実施する予定。