台湾月報

年月日	2011/12/08
分類	内政
記事	次期総統選挙関連<tab>
掲載紙、掲載面	時1，2，4，11、連3，4，8、自2～5
備考	(1)馬英九総統、蔡英文・民進党候補及び宋楚瑜・親民党候補はそれぞれ、雲林県で選挙活動を実施した。雲林県出身の李応元・蔡英文選対本部副総幹事は、雲林県での相手候補との得票差を10万票まで拡大することを目指すと表明。<tab> (2)国民党陣営による計画によれば、馬英九総統の総統選挙の応援の切り札と見なされている総統夫人による選挙活動への参加が選挙の2週間前から正式にスタートを切る予定。<tab><tab><tab><tab><tab><tab><tab> (3)『壱週刊』は、中国が馬英九総統の選挙情勢を救うため、台湾各県市の同郷会幹部を中国訪問に招待した旨報道した。これを受け、蔡英文・民進党候補と宋楚瑜・親民党候補はそれぞれ、外部の選挙への介入を容認できない、台湾人民の選択を尊重してほしい旨表明したのに対し、馬英九陣営は、中国が政治力を以て台湾の選挙に干渉することに断固反対する立場を強調したものの、個人のプライベートな言動に関し、とやかく指摘する筋がないと表明。一方、中国台湾弁公室スポークスマンは、かかる報道内容が事実無根だと否定。 (4)『壱週刊』は、張栄發・長栄グループ総裁が馬英九総統による面会の申し込みを婉曲に断ったと報道。総統府は、確かに双方が11月中旬に会う予定だったが、張栄發総裁に休養が必要のため、予定が先送りにされ、両氏が今月6日に一緒に昼食を取った旨説明。 (5)中央選挙委員会は林瑞雄・親民党副総統候補が既に米国籍放棄の手続きを完了したことを確認し、16日に総統・副総統候補名簿を正式に公告する予定。 (6)文芸関係者による呼びかけに応じ、蔡英文・民進党候補と宋楚瑜・親民党候補は15日、世新大学の国際会議ホールで文化政策を発表する予定。一方、馬英九総統は文化政策発表会に対する参加を受諾したものの、時間を未だ調整中であり、蔡英文候補と宋楚瑜候補と同じ日に発表するとは限らない。公共テレビPeoPo公民ニュース・ネットがその活動内容を生中継する予定。 (7)鴻海グループ総裁、台達電子公司董事長に続き、裕隆グループ執行長も馬英九総統支持を公に表明。 (8)警政署長による指示を受け、各警察機関は即日、総統選挙及び立法委員選挙の結果をめぐる賭博の一掃を目指し、取り締まりを強化。<tab>