台湾月報

年月日	2011/11/08
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時1～3、連4、自2～4
備考	(1)中国時報が11月6日に実施した支持率調査～馬英九国民党候補と蔡英文民進党候補との一騎打ちの場合、それぞれ、44.3%と41.0%の支持を獲得。一方、宋楚瑜親民党候補を選択肢に入れたら、41.7%が馬英九・呉敦義コンビを、38.2%が蔡英文・蘇嘉全コンビを、10.4%が宋楚瑜・林瑞雄コンビを支持。 (2)国民党との条件交換説が流れている中、親民党スポークス・パーソンは7日、党中央は立法委員の選挙区候補名簿を提出した8月の時点で、既に如何なる政党とも協商を行わない、自分の道を歩むことを決心したと表明。又、国民党が7月から何回も親民党と協力するメッセージを意図的に流したが、親民党からしてみれば、国民党が提出した条件はただ1つ、「親民党を徹底的に消滅すること」、親民党が次期立法委員選挙にも総統選挙にも参加しないことだと指摘したうえで、そうであれば、国民党と親民党との協議のドアは総統選挙の届出日まで開ける必要がなく、全ては直ちに終わりにする旨強調。 (3)蔡英文・民進党候補は7日より、国民党支持者が多いとされる台中、桃園、新竹及び苗栗等客家人口が密集している町を集中的に往訪。平日の昼間という出勤時間帯にもかかわらず、台中での選挙集会に多くの支持者が集まり、熱心に寄付した者も多かった。 (4)馬英九総統は７日、総統府で、原住民族14族の頭目と長老代表ら百人余を接見。 (5)大反響を呼んだせいか、民進党陣営の子豚貯金箱による募金活動が相手陣営による批判の標的となった～国民党立法委員は、大量のプラスチック製の子豚貯金箱が環境を汚染するなどと批判。内政部も、金が入ってる貯金箱を寄付するなら、政治献金と見なし、政治献金法の規定に従い、申告すべきだと指摘。 (6)国民党立法委員候補から、引き上げ額が僅か316元である農民手当条例改正案が選挙情勢に与える殺傷力をバカにするなと警告。