台湾月報

年月日	2011/11/03
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時1，2，4、連11、自2
備考	(1)中国時報が1日に実施した支持率調査～国民党候補と民進党候補との一騎打ちの場合、それぞれ、43.9%と39.5%の支持を獲得。一方、親民党候補を選択肢に入れたら、41.3%が馬英九・呉敦義コンビを、35.8%が蔡英文・蘇嘉全コンビを、11%が宋楚瑜・林瑞雄コンビを支持。 (2)中国時報が10月2日から毎日実施してきた支持率調査の1ヶ月間の平均結果～41%が馬英九・呉敦義コンビを、36%が蔡英文・蘇嘉全コンビを、10%が宋楚瑜・林瑞雄コンビを支持。 (3)国民党が宋楚瑜氏と親民党に対する批判を厳禁する命令を出したことについて、親民党関係者は、国民党が宋楚瑜氏を尊重するとの虚偽のイメージを作ろうとしているが、実際では、過去数ヶ月で既に酷い言葉で宋楚瑜氏を罵ってきたと指摘。 (4)新台湾国策シンクタンクは2日、国民党候補と民進党候補との一騎打ちの場合、それぞれ、37.3%と40.1%の支持を獲得。一方、親民党候補を選択肢に入れたら、32.2%が馬英九・呉敦義コンビを、35.9%が蔡英文・蘇嘉全コンビを、13.7%が宋楚瑜・林瑞雄コンビを支持するとの支持率調査結果を発表。これに対し、馬英九選挙事務所スポークスマンは、新台湾国策シンクタンクのメンバーと民進党との関係が周知されており、このような背景を持つ所が発表した支持率調査結果の信頼度はいかがのものなのかは皆知っているとコメント。 (5)国民党が2日に屏東で実施された行動中央常務委員会で、農民手当の引き上げ幅が焦点となった。制度面を強調する馬英九総統に対し、地元出身の立法委員候補を始めとする出席者からは選挙で負けたら、理想や理念がいくらあっても、泡になるとの意見、又、周美青・総統夫人に早く選挙の応援に来てほしいとの意見が上がった。 (6)馬英九総統は本日、エネルギー政策を発表する記者会見を開き、今後の原子力政策計画について説明する予定。ある匿名の幕僚は、馬総統が安全テストと国際アセスメントを通ったとの前提で、第四原子力発電所が2017年に正式に稼動開始するこをを宣言する旨明かした。 (7)2日、高雄で新書サイン会を実施した蔡英文・民進党候補は、馬英九に投票しないことは中華民国を愛しないことだとの国民党長老による発言が対立を煽るものだと批判。