台湾月報

年月日	2011/10/06
分類	内政
記事	次期総統選挙関連
掲載紙、掲載面	時1，2，4、連13、自4
備考	(1)投票日まで百日を切る中、執政実績、政策及び今後のビジョンを選挙の主軸にする国民党陣営は本日、馬英九総統が自ら、教育と環境政策を発表する記者会見を開く予定。又、行政部門もテレビコマーシャルなどを通じ、実績や黄金10年のビジョンなどのアピールをより強化する方針。一方、蔡英文・民進党総統候補は本日、総統府前広場を終点とし、台湾最南端の屏東県から北上する11日間の台湾縦断の旅に出発。同活動では、高雄市、桃園県及び台北市で1万人規模の国政説明会や台南など6県市における選挙対策本部の設立大会のほか、12日に彰化での中央常務委員会の開催も予定される。 (2)中国時報が4日に実施した支持率調査～国民党候補と民進党候補との一騎打ちの場合、それぞれ、42.7%と35.8%の支持を獲得。一方、親民党候補を選択肢に入れたら、38.5%が馬英九・呉敦義コンビを、35.1%が蔡英文・蘇嘉全コンビを、12.1%が宋楚瑜・林瑞雄コンビを支持。 (3)中国時報による蘇嘉全・民進党副総統候補の「農舎」問題に対する見方に関する世論調査～この問題を知っていると答えた57%の人の中、44%が蘇嘉全氏の「農舎｣が違法だと考え、彼に対する好感度が下がったと回答。又、55%が同問題が民進党陣営の選挙情勢にマイナスの影響を及ぼすであろうとの見方を示す。