台湾月報

年月日	2010/06/20
分類	内政
記事	直轄市市長、市議会議員選挙関連
掲載紙、掲載面	時4、連4、自6
備考	(1)予備選に敗北した許添財・台南市長と蘇煥智・台南県知事がそれぞれ、「許添財の友の会」と「蘇煥智の友の会」の設置に動いているため、民進党関係者は両氏が離党して無所属で立候補するのではないかと懸念し始めた。一方、蔡英文・主席は、予備選挙が行われた所における派閥の調整が必要である旨認めた。 (2)民進党予備選に敗北した楊秋興・高雄市長は19日、「楊秋興の友の会」が結成中であることを明らかにしたが、無所属で立候補するか否かについて、コメントを差し控えた。 (3)金溥聡・国民党秘書長は19日、総統府、立法院、行政院及び国民党のハイレベルが参加する定例会議で、実力者が口先だけではなく、具体的な行動で党候補を応援すべきと指摘。 (4)最近台中市で起きた一連の警察の不祥事や台中県、市における派閥の調整問題が難航しているにもかかわらず、金溥聡・国民党秘書長は胡志強・台中市長の選挙情勢に対し、依然楽観的な見方を示す。 (5)台中市長選挙における廖了以・総統府秘書長の役割問題。 (6)民進党の新潮流派は台中県における蘇嘉全・台中市長候補の支持層を拡大させる重任を担う。