台湾月報

年月日	2008/11/30
分類	内政
記事	陳水扁前総統の汚職疑惑関連
掲載紙、掲載面	時1，4、連4、自6
備考	(1)最高検特捜チームは、2006年に呉淑珍前総統夫人の指示で国泰世華銀行から元大金融持ち株会社に運ばれた7億4，000万元を「汚職所得」と認定し、前総統夫人に全額を国庫に返却するよう要求する方針。 (2)呉淑珍前総統夫人は弁護士を通じて、第二次金融改革には一切介入しなかったことを強調する声明を発表。2004年の総統選挙の前に元大グループから2，000万元の政治献金を受け取ったが、2億元という高額ではなく、また、陳前総統はこの件を知らない旨説明。 (3)邱義仁・元国家安全会議秘書長の弁護士は、勾留中の邱氏が丸坊主に近い髪型にされたことに強い不満を持ち、裁判所に勾留の停止を再度申請する予定。 (4)消息筋～陳水扁家族が関与したとされる国務機要（機密）費の流用、マネー・ローンダリング、新竹サイエンスパークの土地購入をめぐる収賄及び南港展覧館建設をめぐる収賄につき、最高検特捜チームは分割して起訴することを決定し、起訴状の起案に着手した。 (5)最高検特捜チームは29日、陳水扁事務所で発見した秘密公文書の格付けを行うため、関連省庁の担当者を召集。