台湾月報

年月日	2008/11/25
分類	内政
記事	陳水扁前総統の汚職疑惑関連
掲載紙、掲載面	時1，2、連1，3，4、自1，4
備考	(1)約2年間、日本に滞在していた辜仲諒・前中信金融持ち株会社副董事長（別件により指名手配中）が、検察の取調べに応じるため帰国。検察は、第二次金融改革をめぐる不正疑惑や陳水扁家族への贈賄疑惑などについて12時間にわたり聴取。 (2)消息筋～辜氏は、新竹サイエンスパークの政府用地売買につき、蔡銘哲氏を辜成允氏に紹介したことを認める一方で、振り込んだ1億元は民進党への政治献金であり、陳水扁家族への賄賂ではないと強調。 (3)取調べを終えた辜氏は、１億元で保釈。逃亡のおそれがなく、子どもが日本や米国で治療を受ける必要があるため、出国禁止命令は出なかった。 (4)消息筋～最高検特捜チームは、辜氏から陳前総統に流れた金は2億元を超えると判断。 (5)先に身柄拘束されていた林徳訓・元総統府秘書室長は、住居制限、出国禁止の条件付きで保釈金20万元を支払って保釈。