台湾月報

年月日	2007/01/20
分類	内政
記事	総統府が国務機要費(機密費）を不当に使用していたとの疑惑をめぐる裁判関連
掲載紙、掲載面	時1～3、連1，4、自4
備考	(1)台北地裁、第5回の公判で、陳総統が言う秘密外交6件は国家機密ではないと認定し、23日以降、関連文書の閲覧を可能とするよう裁定。総統府に対し、これら案件を国家機密として認定した資料があれば、22日午前中まで提出するよう命令。応じなければ、今後、本案件に国家機密保護法が適用されると主張することは許されず、公文書隠匿罪で提訴する旨文書で通告。 (2)台北地裁、証人喚問に応じなかった陳唐山総統府秘書長ら5人に対し、それぞれ罰金3万元を科す～総統府、抗告の方針。 (3)弁護団、本事案の取調べは憲法違反であると再度主張。審判の停止を要請するとともに、司法院大法官に憲法解釈を申請～審判長、右申請を却下した上、憲法違反の主張を再度行えば、法廷の秩序を乱したものとして裁判所組織法に基づき処分する旨警告。 (4)台北地裁、検察による総統府の捜索申請を却下。