台湾月報

年月日	2006/11/11
分類	内政
記事	総統府が国務機要費（機密費）を不当に使用したとの疑惑をめぐる捜査の終結関連
掲載紙、掲載面	時1～5、連1～4、自2
備考	(1)陳瑞仁検察官、関連する4箇所を捜索。 (2)李遠哲前中央研究院院長が発表した陳総統に進退問題について慎重に考えるよう呼びかける公開書簡に対する各界の反応。 (3)陳総統、独立派長老との会見（7日）で、陳瑞仁検察官の事情聴取を受けた際、被告になる可能性があること、弁護士を依頼してもよいこと等が告知されていなかったと指摘した上、任期終了まで検察の事情聴取に応じてはならないとの長老らの要求を受諾～検察当局の反応。 (4)蘇貞昌行政院長、立法院での答弁で、陳総統が主席在任中の高雄市議会正副議長選挙における贈収賄事件への対処方法を例に挙げ、民進党は高い基準、原則を放棄してはいけない旨強調。 (5)柯建銘民進党立法委員、憲法第52条について大法官の憲法解釈を申請するよう促す～これに対し、蘇貞昌行政院長と謝長廷前行政院長は、慎重な見方を示す。 (6)李登輝前総統の側近～李前総統は民進党を支持するメディアによる一連の中傷を不満とし、来週記者会見を開き、総統任期中の国務機要費の使用状況を説明する予定。