台湾月報

年月日	2006/09/08
分類	内政
記事	総統府が国務機要費(機密費）を不当に使用した疑惑関連
掲載紙、掲載面	時1～5、連1，3，5、自4
備考	(1)台湾高等裁判所検察署、記者会見を実施～8月7日、20日にそれぞれ陳総統と呉淑珍総統夫人から事情聴取した旨証言。 (2)検察当局、事情聴取に対し陳総統は、国務機要費の支出許可を貰うため第三者の領収書を使用することを指示した旨説明、また、呉淑珍総統夫人は領収書を集めた旨認めた。 (3)検察当局、事情聴取を行った際に、陳総統、呉淑珍総統夫人に文書偽造及び汚職行為に触れる可能性があると指摘すると同時に、弁護士を呼んでも構わないと告知したが、二人は必要がないと婉曲に拒否した。 (4)検察当局、陳総統夫妻は本件において潜在的被告（potential defendant)である旨表明。 (5)審計部高官、総統府が自ら印鑑を作って、領収書の受け取り人のところに「総統府｣と押した行為は文書偽造の疑いがあると指摘。 (6)民進党内の見方。