台湾月報

年月日	2005/12/06
分類	内政
記事	県市長選挙後の政局関連
掲載紙、掲載面	時1～5、連2，4，6、時2，4
備考	(1)楊秋興高雄県長、蘇煥智台南県長、県市長･県市議員･郷鎮市長選挙の同時実施は国民党陣営に有利であるにもかかわらず、これを決定した陳水扁総統と謝長廷行政院長を厳しく批判～陳唐山外交部長、陳水扁総統は県市長･県市議員･郷鎮市長選挙の同時実施は民進党に不利である事を承知の上で、国家利益のために選挙改革を推進したのであると弁護。 (2)陳水扁総統、選挙後の政治情勢につき意見交換するため、呂秀蓮副総統･蘇貞昌民進党主席・邱義仁国安会秘書長・游錫?総統府秘書長と相次ぎ会談。 (3)張俊雄海基会董事長、民進党主席に就任する意思はない旨表明。 (4)紫軍、民進党敗戦最大の理由は汚職と陳水扁総統の人事が不適切であったためと指摘するとともに、陳水扁総統に対し陳哲男元総統府副秘書長が関与した事件につき司法による調査を受けるよう要求。 (5)姚文智新聞局長、謝長廷行政院長は陳水扁総統に2回口頭で辞意を表明したが慰留された旨表明～謝長廷の去就につき、党内の意見分かれる。 (6)国親整合関連～宋楚瑜親民党主席、自分は国親合併に反対した事はなく、馬英九国民党主席と会談する意向がある旨表明～黄義交親民党立法委員、宋・馬会談は春節前に実現する可能性が高いと表明～林郁方親民党立法委員、国親両党は春節前に合併すべきと主張～連戦国民党前主席、馬･宋会談を支持～王金平立法院長、国親合併には解決すべき問題が多くそんなに簡単ではない旨表明。 (7)法務部長、地方制度法の規定により、呉俊立（汚職で1審有罪判決、今次選挙で台東県長に当選）は就任後直ちに停職されるべきである旨表明。 (8)国民党、明7日の中央常務委員会で今次選挙につき検討予定。 (9)法務部、最高検察署に対し、票買収容疑で起訴または取調べ中の当選者に対し当選無効の訴えを提出するよう要求。 (10)蔡英文民進党立法委員インタビュー。