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更新日時

2011年 12月 1日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

 行政院主計処は11月22日、最新の労働力調査及び賃金統計を発表した。それによると、景気の伸び悩みや工場の廃業(或いは業務縮小)から、10月の失業者数は、前月比3,000人増加の48万4,000人、失業率は前月比0.02ポイント上昇し4.30%となった。注意すべきことは、工場の廃業或いは業務縮小による失業者数は、2009年6月に35万5,000人のピークに達した後、景気回復に伴い次第に減少していたが、10月は9月の13万7,000人から14万人に増加している。また、無給休暇の影響を受け、9月の残業時間は引き続き減少しており、労働市場においては警戒信号が点灯している。
 陳憫・主計処第四局副局長は、「失業率には顕著な季節要因が存在し、通常、10月の失業率は9月より下落する。過去10年間でみると、2001年及び2008年に不景気のため上昇した以外、10月の失業率は9月より下落している。今年10月の失業率は4.30%に上昇したものの、就業人数は前月比1.5万人増加しており、台湾労働市場が混沌としているかどうかはっきりせず、何ヶ月間かのデータを観察しないと今後の趨勢を判断できない」と述べた。
9月の経常性賃金は37,013元となり、前年同月比+1.90%と23ヶ月連続のプラス成長となった。一方、景気の伸び悩みから、企業の経営は困難なものとなっている。9月に賃金引上げを実施する企業は極僅かであり、2011年1~3四半期の経常性賃金は36,696元、前年同月比+1.44%にとどまっている。年末ボーナス、残業手当、賞与など非経常性賃金を加えた1~3四半期の平均賃金は、年初に支給された昨年末のボーナスが多かったことから、46,853元で、同3.04%となった。しかし、消費者物価要因(+1.42%)を控除した実質平均賃金では僅か+1.6%となっている。


 雇用動向表[PDFファイル]