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更新日時

2012年 6月 1日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

 経済部が5月23日に発表した最新の工業生産動向によると、4月の工業生産指数は前年同月比▲2.33%となり、製造業生産指数は前年同月比▲2.58%と両方とも2ヶ月連続のマイナスとなった。四大工業において、金属機械工業は同▲3.72%と最大の減少幅となった。これは主に機械設備業が同▲13.19%と各業種において最大の減少幅となったことによるものである。また、別の主力産業である情報電子工業は同▲2.13%となった。これまで先頭に立ってきたコンピュータ電子産品及び光学製品業もプラス成長から▲9.69%のマイナスに転じた。この8割近い原因は、タブレットコンピュータの受注が減少したことによるものであり、携帯電話の受注も小幅ながら下降している。

 黄吉実・経済部統計長は、「欧州の政治経済状況の不安定さ、世界景気の先行きの不透明さから、太陽光エネルギー及び液晶パネル市場の価格が低下しており、ハイテク産品の増産効果を相殺している」と指摘した。

 5月の生産動向について、業者は保守的な見方をしており、昨年の基準値が高かったことから、せいぜい僅かプラス成長になると予測している。また、経済部は、5月の製造業生産指数は同▲2.61%と引き続きマイナスになると予測している。黄統計長は、「欧州債権問題の悪循環が台湾の輸出に不利な影響を与えており、現在の景気低迷は6月まで続き、第3四半期にならないと明確な景気回復とはならない」との見方を示した。



工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]