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更新日時

2012年 4月 27日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

 経済部が3月23日に発表した最新の工業生産動向によると、世界経済の回復、スマートフォン関連部品の新発売により、2月の工業生産指数は119.65、前年同月比+8.4%と3ヶ月連続のマイナスからプラスに転じた。このうち、コンピュータ電子商品及び光学製品業は、3割近い大幅増と各業種において最も高い伸びとなった。経済部は、3月も引き続き成長し、情報通信業が先頭にたった工業成長を予測している。

 9割占める主力の製造業生産指数は123.02、前年同月比+8.22%と工業生産同様に3ヶ月連続のマイナスからプラスに転じた。四大工業において、民生工業は同+22.96%と各業種では最大の成長となったほか、食品業及び紡績業も10%以上の伸びとなった。

 通信電子工業うち、電子部品業は同+0.95%の成長となった。これは主に、世界経済情勢が次第に安定的になってきているものの、最終消費電子製品の出荷は成長していることに加え、昨年の基準値が低かったことによるものである。

 コンピュータ電子商品及び光学製品業は同+29.49%と最も高い伸びとなった。これについて、経済部は、「スマートフォン、タブレット型パソコンなど多くの新商品が登場し、世界モバイル通信展(MWC)の開催が消費性電子市場の需要増をもたらしたことに加え、昨年の基準値が低かったことによるものである」と説明した。

 ここで注意すべきことは、2月の機械設備業は同+6.04%と4ヶ月連続のマイナスからプラスに転じた。黄吉実・経済部統計長は、「業者によると、受注はすでに第3四半期まで活況を呈している」と述べた。

 今後の展望については、3月の製造業生産指数は56.77と、ここ1年以来の最高となり、特に情報電子工業は62.36と最も高い水準となるほか、3大工業生産も楽観的な動向指数となると見込まれている。黄統計長は、「半導体の在庫調整が終了し、新たな受注が入ることや、業者の生産稼働率が7~9割まで上昇することなどにより、情報電子工業の成長がもたらされるものの、昨年の基準値が高かったため、3月は▲8~9%となる見通しである」との見方を示した。



工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]