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2018年 6月 20日更新

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 中央銀行は4月24日、最新のマネーサプライ統計を発表した。これによると、普通預金の増加を受けて、M1bの対前年比伸び率(期中平均ベース)は前月比0.3%ポイント増加の+5.46%と過去14ヶ月で最高となった。3月の証券振替決済預金による株式投資額は221億元となった。中央銀行の担当官は、「M1bの対前年比伸び率の上昇について、昨年の旧正月は2月であったため、旧正月明けに資金が次第に回流し、基準値がやや低かったこと、また、株式投資が増加したことによるものである」と説明した。3月はM1b対前年比伸び率の上昇及びM2対前年比伸び率の低下により、両者の差は1.86%ポイントまで拡大して過去14ヶ月で最大となり、引き続きゴールデンクロスを維持した。

 一方、M2の対前年比伸び率(期中平均ベース)は前月比▲0.18%ポイント減少の+3.6%となった。これは主に、外貨預金や定期預金の伸び悩み、企業による借金返済の増加、米国の利上げ、台湾元レートの上昇期待によるものである。

 中央銀行の統計によると、外資は株の売越しとなったが、海外に送金せず、台湾における次の投資機会を待っていることから、3月の外国人による台湾元建て預金残高は前月比156億元増加の2,053億元と2,000億元台を突破した。外貨預金残高は前月比6億元増加の5兆7,937億元となった。これは主に、個人の外貨資産の所有が増加したことによるものである。

 中央銀行の担当官は、「1月、2月は旧正月の季節要因の影響を受けやすいため、1~3月の平均を見るのが適切である。1~3月のM1b及びM2対前年比伸び率はそれぞれ+4.57%、+3.6%となり、市場資金は依然として潤沢であり、株式投資に有利となる。統計によると、3月の個人投資家による取引高の割合は59.3%となった。昨年8月は63.5%であり、9~12月の平均も6割以上を維持した。今年の第1四半期はやや減少したものの、引き続き6割近くとなった。4月に入り、外資による株の売越しと海外送金のトレンドが続いているが、今後は個人投資家の投資が株式市場への資金流入を支えるだろう」との見方を示した。



(注)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の当座預金および流動性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。



 

 

金融動向表[PDFファイル]  [60KB]