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2019年 4月 4日更新

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 中央銀行は3月21日、最新のマネーサプライを発表した。これによると、2月のM1b及びM2の対前月比伸び率は、それぞれ+1.40%、+1.00%となった。貸出及び投資が伸び悩みとなったことから、2月のM1b及びM2の対前年比伸び率(期中平均ベース)は、それぞれ+5.97%、+2.92%となった。

 2月のマネタリーベースの平均は4兆2,578億元となり、前月比1,809億元の増加となった。このうち、流通中の通貨(通貨発行額から中銀在庫の現金を除いたもの)は旧正月前による資金需要の増加を受けて1,462億元となり、金融機関が中銀に預けた預金も347億元の増加となった。2月のマネタリーベースの平均は前年比+6.46%となり、前月の+7.11%から0.65ポイントの低下となった。1~2月のマネタリーベースの平均は、前年比+6.78%と前年同期の+3.49%を上回った。

 2月末の金融機関の貸出及び投資(コストベース)は、前月比+0.27%と前月の伸びを下回り、前年比では1月の+5.92%から+5.47%に低下した。これは主に、銀行の政府及び民間部門への債権の減少によるものである。また、生保会社の貸出及び投資、金融機関の不良債権見積額及び貸倒引当金、直接金融を合わせると、非金融部門が取得した資金総額は前年比+3.95%と前月の+4.29%を下回った。




(注)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の当座預金および流動性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。




金融動向表[PDFファイル]