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2019年 5月 7日更新

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 中央銀行は4月24日、最新のマネーサプライ統計を発表した。これによると、3月のM1bの対前月比伸び率は+6.87%と直近3年で最高の伸び率となった。これは主に普通預金の大幅増、及び、外資の大量流入によるものである。M2の対前月比伸び率は+3.10%となった。両者の差は3.87ポイントまで拡大し、過去5年で最大の差となった。

 3月の外資流入額は17.46億米ドル、第1四半期の流入累計額は81億米ドルと前年同期(32.64億米ドル)の2.5倍となった。個人投資家の投資規模を示す3月の証券振替決済預金は1.82兆元と過去最高額となった。3月の外資による株の買い越し額は583億元となり、4月も引き続き増加トレンドを維持する見込み。3月の外国人による台湾元建て預金残高は前月比14億元増加の1,840億元となった。

 3月は、多くの企業が定期預金を普通預金にシフトし、外貨を台湾元に両替し、銀行からの借入を普通預金にストックしたことにより、旧正月明けの資金需要に対応した。中央銀行の担当者は、「短期預金に対する需要が大きく、普通預金だけではなく、貯蓄預金も増加したことは株式市場の活況につながる」と述べた。

 注意すべきは、2018年2月からM1bの対前月比伸び率がM2を上回る「ゴールデンクロス」が既に14ヶ月続いており、株式市場において投資資金が引き続き潤沢であることを反映している。

 中央銀行の担当者は、「M1bとM2との対前月比伸び率の差は3.87ポイントまで拡大し、2014年2月以降で最大となったことは、世界的な低金利を反映している。資金を定期預金から引き出し、株式市場、ファンド、ETF,保険(投資型保険)などに投資している。個人、企業を問わず、資金調達ルートと資産配分が多元化している。」と述べた。



(注)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の当座預金および流動性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。





金融動向表[PDFファイル]