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令和6年11月18日

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卸売・小売・飲食レストラン業動向
経済部統計処は10月23日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。 9月の小売業売上額は4,018億台湾元、前年同月比+3.15%となった。このうち、中元節の日程が昨年と異なっていた影響や輸入車の増加により、自動車・バイク小売業は前年同月比+10.9%となった。また、積極的な店舗展開、複合施設の開設、多様な販促イベントの実施などにより、コンビニエンスストアの売上額は前年同月比+5.76%となった。スーパーは同+7.86%、その他総合商品小売業+10.1%、量販店+4.24%、情報通信及び家電業+3.8%となった。一方、ガソリン、ディーゼル価格が昨年より下落したため、燃料業小売業は前年同月比▲7.6%となった。食品・飲料及びタバコ小売業は中秋節の日程違いによる消費拡大の時期が8月にあったため、前年同月比▲4.3%となった。1~9月の小売業売上額は3兆5,688億台湾元、前年同月比+3.0%、金額ベースでは同月で過去最高額となった。
9月の卸売業売上額は1兆1,293億台湾元、前年同月比+4.69%となった。統計処の担当者は、「AI(人工知恵)など新興技術の応用の拡大、半導体工場向け資本支出の拡大がサプライチェーンにおける出荷増加をもたらした」と説明した。
9月の飲食レストラン業売上額は846億台湾元、前年同月比+4.12%となった。統計処は背景について、「中秋節による食事会の増加、業者による店舗展開、販促活動の実施によるものである。一方、今年の中秋節による消費拡大効果が昨年より前倒して8月に現れ、増加幅を一部相殺したことから、レストラン業及び飲料店業はそれぞれ+4.0%、+0.5%となった」としている。ケータリング及び団体配食業は機内食の需要増加により、前年同月比+13.6%となった。1~9月の飲食レストラン業売上額は7,741億台湾元、前年同月比+3.6%と金額ベースでは過去最高額となった。
統計処の担当者は、「2024年の小売業、飲食レストラン業売上額は過去最高額を更新し、卸売業売上額はプラス成長に好転し、過去最高となる可能性が高い」とみている。


卸売・小売・飲食レストラン業動態